みみQ&A|まつお耳鼻咽喉科クリニック|住之江公園駅すぐの耳鼻咽喉科
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耳かきを続けていて大丈夫?
- 耳かきをしているのは外耳道と呼ばれる部分です。長さは3cm弱で、少し曲がっています。
- 耳垢は外耳道の自浄作用により、勝手に外に出てきますので、基本的にはとる必要はありません。
- 耳かきをしすぎると悪循環で痒みが強くなったり、耳垂れが出たり、痛みや難聴の原因にもなります。
飛行機に乗るといつも耳が痛くなるときは?
- 耳の炎症や痛みが生じるのは、離着陸時の急激な気圧の変化により、鼓膜の奥(中耳)と外気圧で差が生じるためです。
- 通常は、つばを飲み込む動作により耳管といわれる、鼻の奥と中耳をつないでいる管が開いて症状が消失します。
- 繰り返す場合は、耳抜きの方法を覚えましょう。つばを飲み込む、あくびをする、飴やガムを食べる、飲み物を少しずつ頻回に飲むといったことが有効です。
- 上記を行っても、症状にお悩みの場合はご相談ください。
ヘッドフォンなら長時間、音楽を聴いていても大丈夫?
- 日常的にヘッドフォンで聴く人は難聴になりやすいのは事実です。大きな音を長時間聞き続けることが原因です。
- このタイプの難聴の場合、治療で聴力を回復させることはほぼ不可能です。早期発見、予防が重要です。
- 適度に耳を休ませ、遮音性が高いイヤフォン、ヘッドフォンを使用し、音量を上げないようにすることが大切です。
補聴器は必要でしょうか?
- 聴力検査で軽度以上の難聴があり、患者さんご自身が生活の不自由を感じておられ、かつ補聴器の装用意欲がある場合には試した方がよいでしょう。
- 年齢は関係ありません。上記に該当すれば何歳でもお勧めできます。
- 老人性難聴が進行し、ことばの聞き取り(脳機能)まで悪くなってしまうと、改善が難しくなってきます。そうなる前に補聴器を検討しましょう。
- 難聴と認知症は関係があるといわれています。早期から補聴器を装用することで、認知症の予防に寄与するかもしれません。